
本記事では、個人間カーシェアサービスAnyca(エニカ)でドライバー登録を検討されている方に向けて、メリットとデメリットを紹介していきます。
結論から言うと、Anycaはレンタカーより安い値段でクルマを借りられる上に、好きな車種を好きな場所で手配できます。
一方で、Anycaでクルマを借りる際はオーナーとメッセージのやり取りが必要なので、人によっては面倒に感じる可能性があります。
以降で、まとめていきます。
Anycaドライバーのメリット

Anycaでクルマを借りるドライバーのメリットを3つご紹介します。
レンタカーより安くクルマを借りられる
Anycaであれば、レンタカーより安い値段でクルマを借りることができます。
Anycaでクルマを貸し出しているオーナーの設定価格にもよりますが、トヨタや日産といった国産のコンパクトカーであれば、3,000円〜4,000円で24時間クルマを借りられます。
自家用車を持っていない人がプチ旅行やちょっとした遠出をするなど、Anycaを利用してリーズナブルな価格でクルマを借りるケースが多くみられます。
Anycaとレンタカーの料金を比較すると違いは一目瞭然です(日産のNOTEを24時間借りる場合を比較)。
サービス名 | 金額の相場 |
---|---|
Anyca | 3,000円〜4,000円 |
レンタカー | 8,046円〜8,470円 |
自分が乗りたい好きなクルマを選べる
Anycaなら国産車に限らず輸入車を貸し出しているオーナーも多くいます。
なので、憧れの高級車やディーラーで試乗できない車種を手軽に借りることも可能です。
テスラやメルセデスベンツ、BMWといった高級車から、今では手に入らない幻のクラシックカーまで幅広いクルマの中から借りることができます。
なお、Anycaで人気な高級車の一例は下記の通りです。
ブランド名 | モデル名 |
---|---|
TESLA | MODEL S |
LEXUS | RX |
BMW | X3 |
Mercedes-Benz | G-CLASS |
AUDI | A7 |
全国どこでもクルマを借りられる
Anycaなら、旅先や帰省中といったシーンでも場所を選ばずにクルマを借りることができます。
また、旅先であればクルマのオーナーから現地の穴場やオススメスポットを聞くこともできたりと、レンタカーとは違った魅力を体験することも可能です。
Anycaドライバーのデメリット

Anycaでクルマを借りるドライバーのデメリットを3つご紹介します。
メッセージのやりとりが面倒くさい
Anycaでクルマを借りる場合、オーナーにメッセージで問い合わせをする必要があり、クルマを借りるまでのやりとりが面倒です。
「クルマの受け取り場所」や「スケジュール合わせ」などのやり取りは、クルマを借りようとするたびに必要なので、面倒くさがりな人には大変かもしれません。
また、オーナーによっては返事が遅かったりと対応が悪いこともあるので、プロフィールの評価を見るなどチェックすることが大切です。
ただし、自宅近辺で定期的にAnycaでクルマを借りるといった場合は、一度特定のオーナーと信頼関係を築ければ貸し借りまでのやり取りがスムーズに行えます。
1日保険の加入が必須
Anycaでクルマを借りる際は、2つの提携先保険会社のどちらかで1日保険に加入しなければなりません。
追記:2021年7月21日以降、サービス改定によって加入できる保険はカーシェアプロテクトと呼ばれる3つのプラン制となりました。
ライトプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン |
---|---|---|
3,000円/日 | 3,300円/日 | 3,800円/日 |
なお、自分でクルマを所有していて他車運転特約付きの任意保険に加入している人の場合、1日保険と自分の保険で二重保険状態となってしまいます。
加入できる保険の内容が薄い
Anycaの車両保険は上限が300万円なので、もしも借りたクルマに修理が必要となった場合、300万円以上は自己負担となります。
追記:2021年7月21日以降、サービス改定によって加入できる保険はカーシェアプロテクトと呼ばれる3つのプラン制となりました。
ライトプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン |
---|---|---|
支払限度額:300万円 免責金額(自己負担額):10万円 | 支払限度額:600万円 免責金額(自己負担額):10万円 | 支払限度額:1,000万円 免責金額(自己負担額):10万円 |
Anycaは高級車を借りられる魅力を持つ反面、車両価格が1,000万円以上するクルマを借りる際は注意が必要です。
まとめ:Anycaでクルマを借りるなら、まずはドライバー登録

紹介した内容をもう一度まとめておきます。
Anycaでクルマを借りるドライバーのメリットとデメリットを踏まえて、ドライバー登録をしておきましょう。
「ドライバー登録ってどんなことするの?」という方は、下記のオーナー登録をスムーズに済ませるための記事をご覧ください。
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