
「バイクタンクの凹みってどうやって直すの?」
「バイクタンクの凹みって自分でも直せる?」
「バイクタンクの凹みって安く直す方法ある?」
「バイクタンクの凹みってお湯やドライヤーで直せる?」
こんな悩みをお持ちのあなた。
この記事では、バイクタンクの凹みを自分で修理した作業レポートをまとめています。

結論から言うと、バイクタンクの凹みは修理業者に依頼して8,000~40,000円前後。
ですが、デントリペアツールを使えば3,000円で修理可能!
先に書いておくと、お湯やドライヤーで温めるだけでは凹みは戻りませんでした。筆者は工業用ドライヤー(ヒートガン)で温めましたが、それだけでは形は変わらず、専用器具で引っ張って初めて凹みが動いています。
- デントリペアツール
- ヒートガン(なければドライヤー)
- エタノール
ただしバイクタンクの凹みを完全に元の状態に戻すのは難しいでしょう。
なぜなら大きな凹みは直せても、小さな凹みは残りやすいからです。
それでも修理費用を安く済ませたい人にはおすすめの方法なので、ぜひ参考にしてください。
以降で、まとめていきます。
お湯やドライヤーで温めるだけでは直らなかった
バイクタンクの凹みを調べると「お湯をかければ直る」という情報が数多く出てきます。しかし筆者が実際に試した限り、温めるだけでは凹みは戻りませんでした。
使ったのは工業用ドライヤー(ヒートガン)です。凹み部分をしっかり温めても形はそのままで、凹みが動いたのは、温めたうえでデントリペアツールを使って引っ張ったときでした。
なぜお湯では直らないのか
「お湯で直る」という情報の多くは、車の樹脂バンパーを対象にしたものです。樹脂バンパーに使われる熱可塑性樹脂は、加熱すると軟らかくなり冷やすと固まる性質を持っています。この性質があるため、温めることで形が戻る場合があります。
一方でバイクのタンクは金属です。金属が力を受けて変形した状態(塑性変形)は、力を除いても、熱を加えても、それだけで元の形には戻りません。実際、車の修理業者の解説でも「金属製のバンパーやボディの凹みはお湯では直せない」と説明されています(参考:カーコンビニ倶楽部)。
つまりお湯やドライヤーは、凹みそのものを戻す手段ではありません。この記事では、温めることを作業を助ける工程として使っています。
バイクタンクの凹み修理の相場

バイクタンクの凹み修理費用は、業者依頼で8,000~40,000円前後が一般的。
一言で修理といっても、凹みの場所や大きさ、仕上げ塗装の有無により修理方法は変わります。
凹みの大きさによっては「デントリペア/パテ埋め/板金」のどれかになり、費用は大きく変わるでしょう。
上記の中で、一番安い方法は「デントリペア」です。
デントリペアなら専用ツールがネットで安く買えるので、自分でも十分修理できます。
自分で修理するならデントリペアツール

デントリペアツールは、自動車のボディの軽いへこみを修理するための道具です。
デントリペアのデントは「凹み」を意味します。
どんな凹みも完全に直せるわけではありませんが、状態によってはパッと見でわからないレベルまで修理できます。
デントリペアツールの種類
デントリペアツールの種類は大きく二つあります。
- ロッド(棒)
- バキューム(吸着盤)
ロッド(棒)は内側から凹みを押し込んで直すのに対し、バキューム(吸着盤)は外側から凹みを吸いつけて直します。
両者のメリットデメリットは下記の通りです。
✔️ロッド(棒)の場合
凹みにピンポイントで、しっかり力をかけられる
ロッドの先端が当てられない場所は直せない
✔️バキューム(吸着盤)
どんな場所の凹みにも力をかけられる
吸着力に限界があり、小さな凹みが直しにくい
両者のメリットデメリットを踏まえて、実際にバイクタンクの凹みを修理したレポートをお届けします。
作業前の安全確認
作業に入る前に、必ずタンクからガソリンを抜いてください。筆者もガソリンを抜いた状態で作業しています。
この記事の手順にはヒートガンやドライヤーでタンクを温める工程があります。ガソリンが残ったまま加熱すると気化したガソリンに引火し、火災につながる危険があります。
作業は火気のない、風通しの良い場所で行ってください。抜いたガソリンは携行缶などの適切な容器で保管し、処分に困る場合はガソリンスタンドに相談しましょう。
バイクタンクの凹みを自分で修理

実際にデントリペアツールを購入してバイクタンクの凹みを修理しました。
バイクタンクはロッド(棒)だと凹みにアプローチできない可能性が高かったので、バキューム(吸着盤)をチョイス。
作業自体は単純だったものの不慣れな部分もあり、3時間以上を費やすハメに……
しかし後からコツを掴んだ部分もあったため、自分で修理を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
用意したモノ
用意したモノはこちら。
- デントリペアツール
購入したデントリペアツールは3,000円ほど。
ネットの評判が良い点はもちろん、アタッチメントが豊富で専用ケースも付属しているので選びました。
- ヒートガン
- エタノール
作業する上でヒートガンとエタノールがあると便利。
なぜなら溶かしたグルーを貼り付けたり剥がしたりするからです。
ヒートガンがなければ、ドライヤーでも代用できます。
それでは実際の作業レポートをまとめていきます。
作業レポート
凹みの大きさに応じて、適切なサイズのアタッチメントを選びます。

グルーガンで溶かしたグルーをアタッチメントに塗って、バイクタンクの凹みに貼り付け。
※何度か繰り返したらグルーが剥がせずベタベタに…

あらかじめ凹み部分をヒートガン(またはドライヤー)で温めておくと、グルーの吸着力が増してアタッチメントが外れにくくなります。

アタッチメントを貼り付けて5分経過したら、デントリフターで徐々に凹みを引き伸ばしていきます。

この時つまみを回して、少しずつストロークを調整。

吸着力が限界になるとアタッチメントが外れるので、凹みが小さくなるまで同じ作業を繰り返します。
へばりついたグルーが取れない時は、ヒートガンで温めれば柔らかくなって外れます。

どうしてもグルーが残ってしまう場合、エタノールを塗ってヘラで剥がしましょう。

何回か引っ張り出してバイクタンクの凹みが小さくなってきたらアタッチメントの種類を変えます。

小さなアタッチメントは外れやすいので、グルーを念入りに付けてしっかり吸着させます。

引っ張り出しても凹み具合が変わらなくなったら、デントリペアツールの直せる限界です。
あとはバイクタンクの表面に残ったグルーを取り除きます。

消毒用エタノールではなかなか落ちなかったので、筆者はコートロンを使いました。

本来はコートロンは帯電防止剤ですが、汚れも綺麗に取ってくれる優れものです。
画像の通り、最初に比べてバイクタンクの凹みは目立たなくなりました。

しかし光の加減で角度によっては凹みがわかります。
なので細部までこだわりたい人は、大人しく板金屋での修理を検討しましょう。
まとめ:自分で修理すれば3千円で済む!
この記事では、バイクタンクの凹みを自分で修理した作業レポートをお届けしました。
紹介した通りバイクタンクの凹みはデントリペアツールを使えば3,000円で修理可能です!
- デントリペアツール
- ヒートガン
- エタノール
ただし凹んだバイクタンクを完全に元の状態に戻すのは難しいのでご注意。
大きな凹みは直せても、小さな凹みは残りやすいからです。
それでも修理費用を安く済ませたい人にはおすすめの方法なので、ぜひ参考にしてください。



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