「白を基調としたデスク環境を構築したい」
「ミニマルな外部モニターを探している」
「モニター1台で仕事も遊びも兼用したい」
こんな考えをお持ちのあなた。
この記事では、「LGスマートモニター（32SQ780S-W）」をレビューしていきます。
結論から言うと、使った感想はこんな感じ。
正直安い買い物ではないですし、現物を見ずにネットで買ったので、届くまでは少し不安でした。
しかし使ってみれば、そんな不安は杞憂で終わりました。
そんなLGスマートモニターの魅力がしっかり伝わるようにレビューしていきます。
▼デスクで使用しているデスクライト
LGスマートモニターとは
Makuake｜5,000万円達成
LGスマートモニターは、もともとクラウドファンディングの「makuake」で販売を開始。
目標金額は100万円だったのに対して、なんと応援購入金額は5,078万円でした。
それだけ人気の高いプロダクトということが伺えますね。
現在では市販化され、Amazonや楽天市場などのネット通販で普通に購入できます。
基本スペック
基本スペックを表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品型番 | 32SQ730S-W |
| サイズ（縦横比） | 31.5インチ（16：9） |
| 有効表示領域（幅×高さ㎜） | 697×392 |
| 液晶方式 | VA（アンチグレア） |
| 最大解像度、最大表示色 | 3840×2160、約10.7億色（DCI-P3 90％） |
| ピクセルピッチ（㎜） | 0.18159×0.18159 |
| 輝度（標準値） | 250cd/㎡ |
| コントラスト比（標準値） | 3,000：1 |
| 視野角 | 178°/178°（CR≧10） |
| 応答速度 | 5ms（GTG 応答速度Faster設定時） |
| 出力端子 | HDMI入力×2 USB Type-C×1 LAN端子（RJ45） |
| USB端子 | ダウンストリーム（USB2.0）×2 再生用USB端子×1 |
| ワイヤレス | Bluetooth 5.0 Wi-Fi 5（IEEE80.211a/b/g/n/ac） |
| 主な機能 | HDR / HDCP ブルーライト低減モード Smart Energy Saving 4Kアップスケーリング ダイナミックトーンマッピング リモコン USBファイル転送（動画/音楽/画像） FILMMAKER MODE Screen Share（Wi-Fi Mirroring） |
| 内蔵スピーカー | 5W +5W 5.1ch バーチャルサウンド |
| 外形寸法 / 重量（スタンド装着時） | 714×517〜647×408㎜ / 11.1kg |
| 筐体仕様 | チルト：前-25°〜後25° スイベル：左280° 右280° 高さ調整：130㎜ / 左90° |
| マウント規格 | 100×100 |
| 電源入力 | 100-240V,50/60Hz |
| 消費電力 | 標準値：42W 待機時：0.5W以下 オフ時：0.3W以下 |
| エンジン | α5 Gen5 AI Processor 4K |
| 適合規格 | J-Moss,VCCI クラスB,UL（cUL）,FCC-B,CE |
| 主な付属品 | 電源コード AC-DCアダプター HDMIケーブル リモコン 電池×2（単3形） クイックセットアップガイド 保証書 |
| 保証 | 3年（液晶パネル、バックライト含む） |
できること
LGスマートモニターで何ができるかまとめました。
具体的には表の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ディスプレイ出力 | 拡張モード 複製（ミラー）モード |
| VODコンテンツ視聴 | TVer Netflix Disney + Amazon Prime Video U-NEXT Apple TV WOWOW オンデマンド Hulu YouTube JOYSOUND.TV DAZN Twitch |
| 画面共有 | AirPlay 2 Miracast Bluetooth |
| 音声操作 | ThinQアプリ |
まずLGスマートモニターは31.5インチの4Kディスプレイです。
搭載されているウェブOSにより、PCの外部ディスプレイとしてだけではなく、ウェブブラウジングや動画視聴なども1台で完結できます。
またバーチャル5.1chサウンドで、動画作品をより臨場感のある視聴環境で楽しめます。
LGスマートモニターの良い点
工具不要で設置が簡単
LGスマートモニターのアームは、天板に挟んで固定する「クランプ式」となっています。
クランプのつまみを回すだけで天板に固定できました。
またディスプレイはアームのマウントに引っ掛けるだけなので、ネジ閉め不要です。
設置完了するとこんな感じです。
ケーブル類はアームの支柱に収納できて、デスク周りをスッキリ保てるのは嬉しいポイントでした。
構造もしっかりしていて、頻繁にアームを動かしても壊れる心配はなさそうです。
仕事のモチベーションが上がる
LGスマートモニターはディスプレイの枠からアームの先まで、すべて白で統一されています。
白くてミニマルなプロダクトが好きな人にとっては堪らないデザインです。
白はクリーンな印象を与えてくれるので、デスクに向かうたびにメンタルが前向きになります。
また作業環境がさらに明るくなったことで、仕事へのモチベーションも上がります。
作業環境を柔軟に変えられる
LGスマートモニターのディスプレイは、上下左右・奥行き・高さなど、好きな位置に動かせます。
また角度調整と縦横の切り替えも可能です。
アームの調整範囲はとても広く、様々な用途に対応できます。
作業中に首が疲れてきたらディスプレイを動かして目線を変えるなど、さまざまなケースで真価を発揮しそうです。
長時間作業しても目が疲れにくい
実際にLGスマートモニターを使ってみて、目が疲れにくい印象を受けました。
画面の表示が少しマットな印象を受けるので、液晶パネルなのに眩しさはほとんどありません。
また「ブルーライトの低減」も設定できます。
個人的には、夜にPC作業をしても寝つきが悪くならなくなりました。
ディスプレイには「アンチグレア処理」が施されているので画面はとても見やすいです。
ディスプレイに写り込みが少なくて見やすくなる表面処理のこと
仕事とプライベートを兼用するモニターとして、長く愛用していこうと思います。
LGスマートモニターの残念な点
梱包材が大きくて廃棄に困る
梱包材の大きさは、LGスマートモニターを買って、一番のデメリットといっても過言ではありません。
モニターは精密機器なので、しっかり梱包して輸送中の破損を防ぐのは大事ですが、流石に大きすぎと感じました…
しかも箱と同等サイズの発泡スチロールが使われているので、カットして廃棄するのも大変です。
結果として、梱包材は箱と一緒に物置に放置しています。
購入を検討している方は、梱包材の廃棄に苦労することを考慮しておいた方がいいでしょう。
USB-Cケーブルが付属しない
LGスマートモニターにUSB-Cケーブルは付属しません。
なのでUSB-Cケーブルを使ってディスプレイ出力したい方は、別途購入する必要があります。
筆者は自宅にあったUSB-Cケーブルで済ましたが、新しく用意するならこれを買いたいと思ってます。
心配な方は、「ケーブル選びに失敗しないための「USB Type-C」基礎知識」のご一読がおすすめ。
まとめ：ミニマルな白モニターと機能美の融合
この記事では、ミニマルな白いモニター「LGスマートモニター（32SQ780S-W）」をレビューしました。
紹介した内容をもう一度まとめておきます。
モニターとしては決して安い買い物ではありませんでしたが、個人的にはコスト以上に満足しています。
白いモニターをお探しの人は、本記事をぜひ参考にしてください。
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